愛犬がごはんを食べられなくなってからお世話になっているもの【まとめ】

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愛犬の食事介助

4月の末から自分でごはんを食べることが出来なくなったまろんですが、現在はシリンジで何とか食べてもらっています。シリンジに入れる流動食は市販のものや、ドライフードをふやかしてミキサーにかけたものなど選択肢もそれぞれ様々です。

病院の先生と相談したり、Youtubeの視聴者さんやSNSのフォロワーさんからアドバイスをもらったり、本当に多くの方に助けていただいています。ありがとうございます。

ここで、これまでに試してみて良かったものをまとめておきます。介護には時間だけではなく何かとお金もかかるもの。値段のことにも触れていますのでお役にたてたら幸いです。

経過 まろんの経過を簡単にまとめました

現在こんなかんじでやっています。

 

ちゅーる総合栄養食

犬用猫用おやつとして大人気のちゅーるですが、なんと!総合栄養食タイプもありました。通常のタイプが1本あたり8kcalのところ、総合栄養食タイプは13kcal。おやつとしてだけではなく、エネルギー補給にもすぐれた商品です。

お肉主体なのにザラザラ感がなく、高齢の子でも飲み込みやすいのもありがたいところ。総合栄養食なのでこれとお水だけで十分なのですが、そうすると例えば約4kgのまろんでは1日20本くらいは食べなきゃいけない計算に。

香り高くておいしい、しかも食べやすい形態なので手間がかかっているからなのか、ちゅーるメインにしてしまうとコスパが悪い。そのためエネルギー補給の補助、おやつとして取り入れるのが抜群におすすめです。

ホームセンターで950円でした。

 

ワンラック注入器

森永乳業のペットフード事業部門として設立された森乳サンワールドの製品です。繰り返し使えるようなものを求めているならこれ一択ではないでしょうか。完全に液体の流動食ならシリコン乳首をつけて、ドロッとした流動食ならシリコンチューブでと、どちらの使い方もできて便利です。

これでしばらくいけそうなら数本そろえることをおすすめします。私はホームセンターで1本ずつ買い足したのですが、アマゾンの方が数百円も安くてショックです。

 

ヒルズ 回復期ケア a/d

動物病院で購入した缶詰タイプの療法食です。エネルギー密度が高く、栄養面や消化にすぐれています。シリンジでもあげられるようにドロッと撹拌された形状です。ただ、医療用シリンジの場合は先が細くそのままでは詰まるので、水などで溶いて使いました。ワンラック注入器を購入してからはそのまま使っています。

動物病院とホームセンターでともに400円超でした。ネットでは単価300円くらいだと安いと思います。私は本間アニマルメディカルさんの楽天市場店でまとめて購入しました。a/dやら何ディーやら種類がたくさんありますので、購入の際はご注意ください。

 

ロイヤルカナン クリティカルリキッド

これは動物病院の先生が、「使う患者さんがいなくて期限切れたらもったいなから」とおまけでくれて使っていました。もともと経管栄養で使われることが多いですが、口にあえばそのまま飲ませることもできます。まろんの場合はシリンジであげていました。舐めてみましたが、成分表示通りミルク主体の味で私でも大丈夫でした。

リキッドタイプなので飲み込みやすくて良かったのですが、1本あたりおよそ1,000円。体重4kgくらいでだいたい1日1本必要なので、継続するのは価格的に難しいと判断しました。短い期間であれば、もう少し安ければ、と思いました。

 

カロリーエースプラス 犬用流動食

まろんの今一番お気に入りのものです。とろっとした流動食で、そのまま舐めてもシリンジであげてもよし。エネルギー密度も高いです。コーンポタージュのような色と香り、味はほのかに甘いミルクのような感じです。

ホームセンターでは235~267円でした。

 

ドギーマン ペットの牛乳 シニア犬用

水を飲むくらいならこれを飲め!と、流動食が必要量食べられないうちは上述のカロリーエースやミルクが大活躍してくれました。ドギーマンからは他にもミルクがありますが、便利なキャップがついていて、しかも割安だったのでこちらのタイプを購入しました。

おなかが緩くなる子やアレルギーがある子もいますので、少しずつお試しください。ホームセンターで180円でした。

 

デビフ 缶詰いろいろ

ホームセンターでかなりの割合を占めていたデビフたち。国産、工場が新潟というだけで安心感があります。とてもたくさんのラインナップがあり、迷います。まろんのようにあまり量が食べられないなら総合栄養食タイプ、ドライフードにトッピングをするなら栄養補完食タイプがいいと思います。

まろんの場合は総合栄養食タイプの中からエネルギー密度がより高いものを選びました。柔らかくて香りも味もいいのですが、流動食ではないのでシリンジは詰まります。面倒ですが裏ごしをすると詰まらず、副次効果としてまろんが飲み込みやすくなりました。

これ!というものがあればネットでのまとめ買いが安かったです。

 

スタミノールV

栄養補給ペーストで、小型犬で計算すると1日15kcalまで補うことができます。フードに混ぜて与えたり、チューブから出してそのまま舐めさせてもOKです。砂糖が入っているからか舌ざわりはざらっとしますが、ほんのり甘かったです。体を起こすことができないほどだったまろんもペロペロと舐めてくれました。

アマゾンではペットショップの半額に近い値段で売られていました。

 

ここであげたものはほんの一例にすぎず、まだまだ多くの方法があると思います。また、その子の口に合うのか、体に合うのかも様々です。試行錯誤をかさねていくのは時間もお金もかかり、愛犬が口にしてくれない時はほんとうにつらいです。でも、その分食べてくれたときの感動といったらほかにありません。

今後もまろんの状態に合わせて、かかりつけの動物病院にアドバイスを受けながら、この子にできることを考えていきたいと思います。

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