まろんがいつものごはんを食べなくなりました。若いころから食欲にむらがあったり、フードに飽きることもあったのですが、缶詰のウェットフードを試してもほんの少しなめるだけ。もともと舌が長くて運びも上手ではなかったまろん。なめたフードはお皿にはりつき、口に運べません。
せめて大好きなバナナでもと思いましたが、においをかぐこともせず、口をあけようともしません。
今年にはいったあたりから毛が薄くなってきて、下肢の筋肉が衰えてきたなと感じてはいました。おしっこやうんちは自分でトイレに行っていたし、もちろんごはんの時も自分で体勢を整えることができていました。
でも、もう自分で立ち上がることもできないのです。昨日、おとといまでは大丈夫だったのに。寝ているときもなんだか具合が悪そうに見えました。翌日すぐに動物病院へ連れていきました。
原因はわかりませんでした。というより、検査すらしない方がいい状態だったのです。
ただ、食べないということは命に大きくかかわります。食事の内容を工夫しても食べようとしない。食べられない。
ならば、食事の介助をしなければならないことだけは明らかです。
この日から、自分で食べられない、歩くことができないまろんの介護がはじまりました。
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