脂肪腫を切除する手術をしました!シーズー犬まろんさん局所麻酔を初体験

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シーズー脂肪腫切除当日

※おねがい

本日の日記は手術直後の画像を含みます。傷や血が苦手な方はお控えください。

 

まろん、脂肪腫とります

先日、まろんのコブ(脂肪腫)が破裂したことについて書きました。

手術当日までは傷のなおりを早めるためにレーザーをあててもらっていました。感染がおこっちゃったら大変なので。まろんは痛がったり気にしたりする様子なく、手術前日を迎えます。

 

手術前日のコブはこちら。

シーズー犬まろん 背中の脂肪腫

破裂して中の脂が出たことによって盛り上がっていた山は少し小さくなりました。範囲としては直径3cmくらいかな。

コブ左上の小さな赤い点が事件現場です。破裂したときは穴があいていると明らかにわかる感じでした。レーザーの力もあって傷自体はあっという間にふさがり、小さくなりました。

よくわからないけどレーザーってすごい!

 

明日はいよいよ手術。

局所麻酔だけどリスクが全くないわけじゃない。

私も局所麻酔で爪をはがさなきゃならない経験をしたことがありますが、麻酔の注射をしただけで心拍数がとんでもなく跳ね上がりました。痛みは感じないけど違和感ありまくりのありまくり。親知らずを抜くときも心拍数が早くなりすぎてもうだめなんじゃないかと思ったくらいです。

あの感覚、経験した人なら分かるはず。

 

明日、手術をすることはまろんは分かっていない。自分がするより犬のことだから余計気持ちがざわつく。心拍数が上がれば、今のまろんには絶対に負担。でももっと高齢になってからは、局所麻酔だろうが絶対に無理。まろんなら大丈夫。まろんと自分にそう言い聞かせて手術を決めたんだから。一応はいつも通りに過ごしたつもりです。

でもいつもより甘やかしたかも。

まろんを抱っこしてる横で、はるは恨めしそうにこっちを見ていましたから…

 

シーズーにやきもちを焼くマルプー

そいつがゆうせんなの?

 

いや、いつもまろんが優先だけどね。

 

シーズー犬まろんとマルプーはる ざぶとん争奪戦

きっとこれがさいごなんだね。きょうはざぶとん、ゆずるよ

 

って、こら。

 

手術中の様子

夜中、まろんは大イビキで眠り、いつもの時間におきて、いつものように2度寝。私はほとんど眠れませんでした。手術中は賄賂でごまかされて頂きたいので、朝ごはんは気持ち少な目にあげました。

病院に行く支度をしている間も、車に乗ってる間も、どこかにお出かけだとテンションアゲアゲのまろん。許したまえ。

 

病院に到着後は愕然とした様子。でも、やりますよ。

手術は2人の獣医師と看護師さん、私がまろんに付きっきりでやっていきます。普通にいつもの診察台の上でまろんは「おすわり」の体勢。こんな感じでまろんは我慢してくれるのだろうか。犬が診察台で、それも注射やら切られたりするのに、大人しくしてるところなんか想像できない!私のどきどきが強まってきます。

 

先生がまろんの身体チェックをしてOKの合図。術野を確保するためにバリカンで毛をそり、範囲をマーキングします。コブが2度と出てこぬよう範囲は広めに設定しなければならないので、傷はもともとのコブより大きくなります。

 

それでは、麻酔の注射です。注射針を刺したときは大丈夫そうでしたが、麻酔薬を注入した、その瞬間。

先生の方を振り向き、鬼の形相でにらみつけました。

「そんなことするのだれだ!?」

 

「まずい、見つかった。まろんさん、先生のこと見んといて~。」と先生。いつもと違う、俊敏な動きをしたまろんに先生まじで驚く。

「まろんさん、おいしいのあるんだけど試してみる~?」と看護師さん。まろん、ここで看護師さんから元気に賄賂を受け取ります。

私も賄賂を持参したのですが、看護師さんがくれたものの方がお好きなようで、私があげても口を閉じてかたくなに拒否。

 

その後は大きく騒ぐこともなく、さっそく電気メスで焼き切っていきます。ジュージューと順調に焼いていきます。コゲくさいようなにおい。生き物の組織を焼くにおいは独特ですね。焼肉みたいないいもんじゃありません!

賄賂や声かけでなだめながら、先生や看護師さんもずっとまろんに話しかけながらやってくれました。まろんがドキドキしてきたら、「まろんさん、ちょっと休憩しようか。」と先生が少し手を休めながらすすめていきました。

 

コブをえぐるような感じで焼き終わったら、縫合していきます。不思議がるような、少し嫌がるような様子もありましたが、暴れることなく…

 

予定通り、診察台に上がってから1時間~1時間半ほどが経過。

無事に手術終了です!

 

まろんお疲れ様!先生方ありがとうございました

手術直後のまろんとその傷です。

 

シーズー犬まろん 脂肪腫手術の直後の傷

う、生々しい。

 

もともとあったコブより明らかに大きい傷。まだうっすらと血がにじんでいます。毛もひろめにカットです。お会計を待つ間、まろんは私のひざの上で先生や看護師さんの様子をじっくり観察します。いつもどおりの光景。傷には見向きもしません。

 

シーズー犬まろん お布団と毛布でお昼寝

なんかよくわからないけど、つかれたね

帰宅後は大好きなお布団と毛布の間にはさまってゆっくり休んでもらいました。

 

シーズー犬まろん 脂肪腫手術の傷 黒いかさぶた

夜になるとにじんでいた血が黒く、かさぶたのように変化してきています。消毒はしなくていいので、糸がはずれたり新しく出血してくることがないか観察していきます。場所やその子によっては気づいたら糸むしりとってた、なんてこともあるようです。適切な時期までは糸がないと傷がぱっかーんしちゃいます。

傷の周辺に多少の発赤はみられますが、今のところ問題なさそう。

 

シーズー犬まろん 脂肪腫手術の傷 黒いかさぶた

しばらくはこの傷とお付き合いします。

 

それにしても傷を全く気にしないまろん。

場所的に口や足は届かなさそうだし、まろんさんだし、ということで先生が「カラーはしなくても良さそうやね」と。私もいらんなと思いました。まぁ鼻が短いからね、絶対届きません。でも、さすがに少しは痛がったり気にしてくれた方が正常なんじゃないかと思ってしまう…

 

1時間以上も診察台で座ったまま。わけが分からなかっただろうに、ただ耐えてくれたまろんに感謝。犬バカになってるけど、もう、「まろんすごいわ」としか言いようがない。私なら無理よ。

 

夜ごはんもいつも通りに完食し、いつもどおりにベッドで過ごすまろん。今日のところは私も一安心して眠れそうです。

 

今日だけはまろんを静かな空間で休ませてあげたい。

なのではるさんは、ばあやと寝てください。

ごめん、はる!笑

 

あしたもげんき!

コメント