まろんがご飯を食べている様子を見て…
シーズーまろんが年齢を重ねるにつれて気づいたことがあります。ご飯を食べるときに「頑張って」食べているように見えたんです。ふんばっているような。
もともと食にあまり興味がなく、気分がのらない時はご飯に見向きもしないことも。若い頃とは違うので、毎食しっかり食べてもらわなくては困ります。
少しでもストレスなく食べてもらうには、ご飯の内容はもちろんですが、なにか、食べやすい工夫が必要なのかと調べました。
なんと。
犬用のテーブルが市販されているではありませんか。目からうろこでした。こんなの必要なの?(笑)
犬にテーブルが必要?
犬の祖先はオオカミ、元々野生だから。なんてことを考えると、食器に高さがあったほうがいいだなんて考えにくいというのが本音です。
しかし、我が家の高齢シーズーまろんは首を下げた状態でふんばって食べていますし、マルプーはるは小さい頃からですが食べた後にむせることが多かったです。はるに関しては、当時は早食いだけが原因だと思っていました。
高齢の子にとっては首を下げて食べるのがつらく、前足・首・腰にも負担がかかります。私たちがうつむいたまま食べると喉がつまる感じがよく分かると思いますが、小型犬ならなおさら喉が狭まってつまりやすくなるのもうなずけます。もちろん早食いをさせない工夫も同時に必要です。
またシーズーやパグなどの短頭犬種は、顔ごとお皿に突っ込み下を向いて食べることになります。最悪の場合は喉に食べ物をつまらせてしまったり、誤嚥し、そこから肺炎になることも考えられます。
おすわりの状態で食べる子、四つ足で立った状態で食べる子それぞれですが、おすわりのまま首を下げるとより角度がついてしまいますよね。
小型犬や大型犬の区別なく、年齢やその子によってはテーブルがあったほうが、圧倒的にご飯が食べやすくなる場合があります。
ちょうどいい高さが分からない
よし。まろん様にテーブルを用意して差し上げよう。
いくつかのサイトを調べてみましたが、その子に合った高さをどのように算出するのか。犬が四つ足で立った時に少し首を下げるくらいの高さ、食器が胸あたりにくる高さ、高すぎるとだめだということも分かりましたが、はっきりとその答えは分かりませんでした。
はじめはティッシュの箱の上に食器を置いて食べてもらったりしながら、なんとなく高さに見当をつけました。厚みのある雑誌をお持ちの方はそれを増やしたり減らしたりしながら、食べやすそうな高さを見つけてみるのもいいと思います。
その後、あるテーブルを購入した際に、食べやすい高さの目安の記載がありました。
食べやすい高さ=体高ー10cm
体高とは、地面から背中(首のつけ根あたり)までの高さのこと。あくまでも目安ですがとても分かりやすい指標でした。
これを買いました
実は1~2年前から使っていたのがこちらです。
リッチェル ペット用木製テーブル(シングル)
獣医師推奨の製品で、7cmと14cmの2段階で高さが調節できます。14cmにしてもぐらつきません。まろんは7cmで使っています。
つくりがしっかりしていて、本体重量は800gとある程度重さがあり、食べている間にずれることがありませんでした。直径19cmまでの食器を置くことができます。食器が落ちないように、取り外し可能な枠がついています。
長いこと使っていますが、さっと拭けば清潔が保て、頑丈で耐久性にも優れています。食器自体がずれる場合は、シリコン製のマットやコースターを使ってもいいかと思います。100円ショップでもあります。
あとはなんといっても悔しくなるほど値下がりしているので、他と比べても安いです(笑)
リッチェル ペット用木製テーブル(ダブル)
ご飯とお水を一緒に置きたい場合は、ダブルタイプも選べます。
ほかに検討したものでおすすめできるもの
実際に購入するまではデザインや作り、値段などを他の製品ともじっくり比較して、かなり悩みました。買いたかったものを以下にあげておきます。
ペティオ ウッディドッグテーブル
高さは8・11・14・17cmの4段階で調節でき、なんと傾斜をつけることもできます。そのため鼻ぺちゃにも良いのではと候補イン。本体重量は1.25kg。
直径15cmまでの食器を2個置けます。テーブルの上に敷く滑り止めマットつき。
こういった四角い形状だと、壁面に置くことで安定性がより増すのも使いやすいポイントです。
ドギーマン ウッディーダイニング
SとMの2サイズあります。
Sサイズは7・10・13cmの3段階で高さ調節が可能。本体重量は760g。
Mサイズは8・11・14・17cmの4段階で調節可能。本体重量は1.65kg。
直径14.5cm(Mサイズは18cm)までの食器を2個置けます。テーブルの上に敷く滑り止めマットつき。
先ほどのペティオのテーブルと似ていますが、価格が安いのが魅力的です。
キート 木製食器台
基本的には高さ調節ができるもので選んでいましたが、それができなくともデザインで気になったのが「キート」の製品。これは食器を穴にセットするタイプ。短頭犬種のシーズーは食べやすい食器の形をどうしても選ぶので、食べにくかったらどうしよう?と、残念ながら候補インならず。
色・形ともにバリエーションがあり、はるさんだけならこれを選んでいたかもというくらい気になったものです。ぜひチェックしてみてください。
S・Lサイズの2展開。
キート エキストラ
中型犬用のサイズ。
キート スクエア1
S・Lサイズの2展開。
キート スクエア2
S・Lサイズの2展開。
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